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京都府警科捜研のDNA鑑定技術がすごすぎる。 浜野悠也氏の経歴は?

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京都府警科学捜査研究所が画期的ながDNA鑑定技術を開発しました。今回はその内容と、開発者の浜野悠也氏の経歴を見ていこうと思います。

開発されたDNA鑑定技術とは?

今回、科学捜査研究所が開発した技術は、DNA鑑定技術の中でも、年齢を推定する手法です。

年齢を推定する手法は従来からもありましたが、今回開発された技術の、どこが画期的なのでしょうか?

まずは、従来の年齢推定手法ですが・・・

・年齢推定を1回行うための費用は数十万円

・解析結果が出るまでの期間は約1~2週間

というものでした。

捜査現場では、早急な情報収集が求められるため、この手法は採用されていないようです。

これに比べ、科学捜査研究所が開発した手法は・・・

・年齢推定を1回行うための費用は数百円

・解析結果が出るまでの期間は半日ほど

というものです。

DNA鑑定 年齢

その上、科学捜査研究所が開発した手法は、少量の唾液からも年齢推定が行えるため、現場に残された煙草の吸殻からも検体を採取できるようです。

この手法であれば、安価かつ迅速に、捜査現場でも採用できるということなんですね。

開発者・浜野悠也氏の経歴

開発者の浜野悠也氏ですが、2018年5月現在で31歳。広島県出身のようです。

出典:毎日新聞

経歴は・・・

東京大学大学院修了

2012年 京都府警に就職

2013年 京都大学大学院・法医学講座受講

2018年3月 京都大学医学博士号取得

今回の論文は、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」などに掲載

参照元:毎日新聞

また、浜野氏の論文を検索すると・・・

「身元確認のための2者間血縁鑑定ツールの開発」

という題名のものが出てきました。

この論文の冒頭部分を紹介すると

DNA型を利用した親子鑑定や同胞鑑定は、身元不明死体の確認に置いて非常に大きな役割を果たしている。血縁鑑定においては、どの程度血縁らしいかという指標となる尤度比を算出することを求められるが、2者間の尤度比算出方法はWenkらにより確立されており比較的容易な計算をするだけで求めることができる。しかしながら、我が国において尤度比を算出するという工程は、一部の研究機関でのみしか実施されておらず、身元確認を実際に行っている都道府県警察は検査結果からの尤度比の算出を外部に依頼しているのが現状である。遺族対応を行う際には速やかな遺体返還を求める声が多く、尤度比算出を外部機関に依存せず速やかに遺体を返還することが実現されれば、遺族感情の慰謝に貢献することができる。そこで我々は現場において最も使用する機会の多い2者間の親子、同胞関係の尤度比算出を簡便に行えるエクセルベースのルーツを開発した。

引用元:日本法科学技術学会誌

尤度比(ゆうどひ)という難しい言葉が出てきますが、簡単に言うと、警察が外注しなくても簡単に血縁鑑定をすることができるエクセルツールを開発した

ということなのでしょう。

浜野氏の研究に代表されるように、DNA鑑定って、年々進化しているんですね。

今回の発明をきっかけに、DNA鑑定についてちょっと調べてみましたが、とても興味深い研究が沢山ありました。

このDNA鑑定技術、今後の更なる進化に期待しています。